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カナダ、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州の合板メーカーグループのCANPLY(カナダ合板協会)12社が共同で、東京・有明のビッグサイトで2月29日−3月3日まで開催された「建築・建材2000」の会期中に、"ゼロホルマリン"を最大の特徴とする同州の合板の対日PRセミナーを開催した。
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セミナーは、CANPLY東京事務所プログラム・マネジャーのグレン清水氏がCANPLYの活動およびBC州の合板事情全体について講演した。清水氏の講演概要を紹介する。
日本市場はBC州にとって最重要市場
〈BCウッドスペシャリティーズグループについて〉
- BC州には10社(12工場)の合板メーカーが操業し、その生産能力は年間180万立方メートルで、日本の合板生産能力の約2分の1にあたる。カナダの木材建材の約80%はBC州から日本市場に供給しており、その点からも日本市場はBC州の合板メーカーにとっては重要だ。
- BC州、アルバータ州などカナダでは、木を1本伐採すると、2−3本の若木を植えることが義務づけられている。目的税として年間600億円の歳入があるが、約80%が植林、20%が技術的教育に充てられている。
厳しい品質検査と品質保証体制を貫く
〈CANPLAYについて〉
- CANPLAYは、これまでのCOFI(カナダ林産業審議会)の合板部門が独立して設立された協会だが、COFI時代のスタッフと厳しい品質体制を受け継いでいる。品質検査と品質保証に注力している。新たな認定マークを、合板1枚ごとに押印して、それを証明している。
日本の建築基準法改正で合板は"性能時代"に
〈BC州合板の4つの性能について〉
- 2000年6月に日本の建築基準法が改正され、中心は性能規定に移り、正に"性能時代"になる。BC州の合板はそのようなすう勢にフィットしたものと自負している。すなわち「強度」「耐久性」「安全性」「環境にやさしい」の4つの性能を備えているからだ。
- 「強度」はJAS構造用合板の強度値が保証する。「耐久性」は特殊接着力によって保証されている。「安全性」はホルムアルデヒドの放散量がきわめて低く、我々はゼロホルマリンと呼んでいる。「環境にやさしい」は原材料となる森林管理を徹底している。
ゼロホルマリン合板へのニーズは益々高まる
〈ゼロホルマリンとアルカリフェノール接着剤について〉
- JAS規格に基づくホルムアルデヒド放散試験の結果、COFI針葉樹合板から検出された放散量は0.01mg/l未満で、JAS規定のもっとも安全なF1(平均値0.5mg/l)の50分の1にすぎない。98年3月に結成された「健康住宅研究会」が妥当とした設計・施工ガイドライン最終案とも絡んで低ホルムアルデヒド放射量住宅資材へのニーズは一層高まると考えている。
- その意味で、BC州製の合板が採用しているアルカリフェノール接着剤は、一般の接着剤に比べると割高ではあるが、生物劣化や化学変化が少なく、耐久性に富んでおり、湿気に強い米松とともに日本の気候にマッチした高性能を発揮すると確信している。
*CANPLAY東京事務所
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