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| 《アジア初の「水銀国際会議」水俣で開催》 | |
| 《サテライト・シンポジウム》 | |
"終わっていない水俣病を整理し、問題点を明確に"
海外参加者迎え活発に議論
主催者の水俣・水銀サテライト会議と水俣市民会議は国際会議終了後、それぞれ
要請文と要望書を国・県などに提出した。
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"今日的課題"をさまざまな角度から切り出す
【 サテライト・シンポジウム 1 】
浴野成生さんは「水銀の汚染は、実は水俣よりも不知火の方が激しく、水俣より深刻だ。それは魚を食べる制限をしなかったためだ。我々のデータでも明らかに不知火の方が被害は大きいと出ている。水銀の広がりは水俣を同心円にして確実に広がっている。魚を見直す必要がある」と強調。 津田敏秀さん(岡山大学医師)は「これまで、熊本県に、県が1956年に「食中毒事件」とし、その時に魚を食べることを中止したことは一度もなかった。このことと、52年の水俣病の判断基準について手紙や質問状を提出し、やりとりしているが、いずれもあいまいな返事しかこず、キチンとやれと言いたい。とにかく、水俣病とカネミ油症問題だけがなぜかあいまいな対応に終始している。世界的に物笑いになりつつある」と問題提起。
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【 サテライト・シンポジウム 2 】 10月17日午後7時から、水俣市公民会館で「水俣病医学の諸問題」をテーマに、水俣病の医学的問題点を明らかにし、意見交換を行った。 | ||||
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海外参加者からエキサイティングな報告
【 サテライト・シンポジウム 3 】 報告は、まず海外参加者から「アメリカの水銀に関する基準と取組み」(EPA/C.マファフィー)、「水銀問題に関するNGOの取組み」 (水銀政策プロジェクト/M.ベンダー)、「中国・松花江の水Gン汚染事件」(ハルピン医科大学/范春)、「南米コロンビアにおける水銀汚染」(カルタへ大学/V.J.レステュレポ)の4氏が、続いて日本側から「世界水銀汚染と水俣病事件」(熊本学園大学/原田正純)、「水俣病医学の課題」(宮崎古賀病院/鶴田和仁)の2氏がそれぞれ講演。議論が講師間でエキサイトした場面もあったほど盛り上がった。 | ||||
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市民からは辛口のコメントが相次ぐ
【 懇親会 】
意見の大勢は「NGOの場がほとんどなかった」ということに要約された。 個別の意見としては、胎児性水俣病の娘さんをもった上村好男さんは「水俣病はまったく終わっていない。科学者たちはまだ手をつけていない研究を早くしてほしい。とくに、被害者の立場に立った、身近な研究をしてほしい」と語り、地元の中学校の教諭の津江親博さんは 「今でこそ『水俣病の教訓を生かして』という言葉が職員会議でも違和感無く受け取られるようになったが、ほんの十数年前までは水俣病という言葉そのものさえタブー であるような職場もあった。そして今でも、このことに深く関心を寄せる教師は少数派だと思う。」 と臨場感のある話を披露した。
また、海外からの参加者で唯一参加した中国の 范春さんは「この懇親会はすばらしい雰囲気だ。「水銀国際会議」の雰囲気が吹き飛んでしまうくらい感動した」と述べた。
最後に、谷さんが「基本的に患者に向き合っていない」と結んでお開きとなった。
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