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= 岩手大学で「小繋事件の現代的意義」シンポ =
半世紀前に決着した訴訟事件にスポット
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このミニ・シンポは、関連資料や文献の散逸の防止と大学の一研究機構として充実・発展を目的に昨年設置された小繋文庫設置検討委員会の主催で開かれたが、同委員会はこの東北の小山村で起こった事件の教訓である“入会型の管理・利用”はこれからの山林の再生対策の一環として、有力な手段となるという新たな問題意識で開催したとしている。 早坂啓造・岩手大学名誉教授の司会により、3人のパネリストがそれぞれの立場からコメントした。以下はその概要である。 【文責:司 加人】
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林業や地域環境問題に入会的管理は欠かせぬ発想だ: 早坂さん
パネリストの発言に先立ち、司会役を務めた早坂啓造さんが「事件の訴訟判決が下って40年以上たったが、今、この小繋事件を、 現代の問題と結びつけ、どう位置付け、この事件の教訓をどう活かすべきかを考える時期ではないかと思う。 このままでは歴史の向こうに閉ざされがちだ。今でこそ入会(権)を現代の動きと位置付けるべきではないか。海外、 とりわけ東南アや欧州でも同様の考えや動きが起こっている。林業や地域環境問題を語るには入会的管理など欠かせぬ発想だ。 そういう観点から、きょうは歴史としての入会問題、現代の内外の動きとの関連、そして開発途上国における入会権の問題という興味ある三つのスタンスから、 それぞれの先生の話しを伺いたい」とのあいさつ。3人のパネリストの話に移った。 | ||||||||||
農林業の空洞化などは裁判後に起こった
若い研究者の今後の研究に期待したい ◆ 「小繋事件裁判の今日的意義と課題」 = 竹澤哲夫 (小繋事件弁護士)
山村は疲弊してるが、いま新たな価値認識が問われてきた
「森林・林業基本法」の出現によって新しい局面になった ◆ 「入会研究の今日的意義−山村研究の視点から−」 = 岡田秀二 (岩手大学農学部農林環境科学科教授)
今や「入会型管理」の発想は世界的傾向になっている
森林資源から草地・湿地、生物資源まで幅広く広がる ◆ 「入会型管理の評価に関する国際動向」 = 磯崎博司 (岩手大学人文社会科学部教授)
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“こじつけ”ではという偏見、シンポを聞いて消える
◆ ミニ・シンポを傍聴して―
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