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| 「環境紛争処理北京WS」(2) |
| インタビュー |
呂 忠梅さん (湖北省高級人民法院副院長)
現役の裁判官が自らの司法界の実情を「きわめて問題あり」と一刀両断に切り捨てたことに、
日本側の関係者は驚愕さえ覚えた。かつての中国を知る人にとっては、そこまで言えるようになったのかという感慨と、初めて中国を訪れた人にとってはその話しの内容に驚いたというところではないだろうか。ワークショップの2日目の休憩時間に短時間であったが、そのへんをぶつけてみた。
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中国の裁判所のあり方に問題があるのは周知の事実
―― 昨日の呂さんの報告は、多くの日本側出席者は驚きを持って聞きました。現役の裁判官として、問題発言ではないか(笑い)と心配する向きもありますが…。 ( 呂 ) そうは思いません。なぜならば、中国の裁判所、裁判官のレベルは残念ながら大いに問題があり、改善・向上する必要があることは国民みなが知っている、周知の事実ですので。私のことをご心配下さったことに感謝します。ここにいらっしゃるのでしょうが、よろしくお伝え下さい(笑い)。 ―― 呂さんは、大学教授から裁判官になられたそうですが、その動機はなんだったのでしょうか? ( 呂 ) 法律を勉強してきました。そして、大学で教えてきましたが、その知識と経験を司法の現場に活かせと言われ、大学の承認を得て(裁判官に)なりました。 ―― ということは、いわばスカウトされたわけですね? ( 呂 ) 日本的に言えば、そういうことになりますね(笑い)
研究者としても実り多かったワークショップ
―― ところで、今回のこのワークショップについてどのようなご感想をお餅ですか? ( 呂 ) まず裁判官として、日本の裁判形態や実態について非常に参考になることがありました。 また、学者・研究者としてもものを考える上で参考になりました。実りある試みであったと思います。 そして、こういう場に参加できて喜んでいます。 ―― 中国の裁判所、裁判官の現状を改善するには今後どのくらいの年月がかかると、呂さんはお思いですか? ( 呂 ) 問題点は多々ありますが、総体的に言えば5年くらいあれば実現可能だと考えています。もちろん、そのためになすべきことは沢山あります。 ―― 日本側の先生の中に、呂さんに日本の大学で教鞭をとってもらったら大変良い結果が出るのではないかという声がありますが…。 ( 呂 ) 冗談でも嬉しいことです(笑い)。そして、機会があったらぜひ経験してみたいですね。でも、それって、冗談でしょ?(笑い)
【通訳:桜井次郎氏】
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