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《 環境紛争処理日中国際ワークショップ 》

環境汚染の実態と紛争処理のメカニズムに迫る

出席者全員で記念撮影(主会場の友誼賓館「友誼宮」前で)
=公害被害者法律援助センター提供=


公害・環境問題をめぐる紛争処理の実態を相互に認識し、情報を交換することによって解決のための様々な方策を研究、議論しようという目的で、 日中の関係者約80人が集って話し合う「環境紛争処理日中国際ワークショップ」(北京WS)が9月15日〜18日まで中国・北京市の友誼賓館で初めての試み開催された。
この北京WSには両国の研究者、学者、弁護士、汚染被害者や大学生、このほか中国側からは裁判官も参加するなど行政を除くほとんどの環境問題関係者・専門家が参加するというかつてない企画。
WSは2日間を6つに分けたセッションで日中双方から過去の経過や現状の紹介・分析などの研究発表が行われ、残り2日間は騒音と水質汚染の現場に赴き、調査と情報交換が活発に行われた。
セッションでは、日中双方の代表による基調講演のほか、16人の研究者・弁護士・被害者などから発表があり、質疑応答、総括が行われた。 とくに中国側からはイタイイタイ症状の発症や裁判制度の欠陥などシリアスな発表が行われ、エキサイティングなワークショップとなった。
なお、日中双方は今後もこの種の試みは継続していくことで一致し、年内には「2年後に日本で開催」する方向で詰めることになった。

4日間のワークショップのもようを、4回に分けて連載する。
(司 加人)


●北京WS(1)
  1. ワークショッププログラム
  2. 第1日開幕式
  3. インタビュー WSを振り返って・・・・・・日本側代表 淡路剛久(立教大学教授)
  4. 特別鼎談・・・・・王燦発/宇井 純/原田正純
  5. <ミニルポ>・・・・1)前夜の打ち合せ・2)圧巻だった即席プレゼン・3)中国側歓迎宴
  6. <ミニレポ>・・・・中国の環境関連政策

●北京WS(2)

  1. ワークショップ第1日
  2. WS第1日報告-第2セッション
  3. WS第1日報告-第3セッション
  4. インタビュー・・・日本側事務局長 寺西俊一(一橋大学教授)
  5. インタビュー・・・湖北省高級人民法院副委員長 呂忠梅
  6. インタビュー・・・片岡直樹(東京経済大学教授)
  7. コメント・・・・・1)除本理史・2)村松昭夫・3)片山博文・4)大久保規子・5)森脇君雄
  8. <ミニルポ>・・・・1)この日は大安?・2)中国側スタッフに感謝・3)日本側答礼宴
  9. <ミニレポ>・・・・中国での報道

●北京WS(3)

  1. ワークショップ第3日
  2. ル ポ 1・・秦皇島列車騒音事件現場
  3. WS第2日報告-第4セッション
  4. WS第2日報告-第5セッション
  5. WS第2日報告-総括
  6. コメント・・・1)西村隆雄・2)谷 洋一・3)大塚健司・4)桜井次郎
  7. 大学生に聞く・・・日本の院生の初めての中国
  8. ミニレポ・・・【解説】秦皇島事件

●北京WS(4)

  1. ワークショップ第4日
  2. ル ポ 2・・・懐柔県養殖場汚染事件現場
  3. ル ポ 3・・・公害被害者法律援助センター
  4. 基調講演・・・・1)淡路剛久・2)王燦発
  5. ミニレポ・・・・【解説】懐柔事件
  6. 大学生に聞く・・中国の大学生:尚宏博/王申広
  7. 特別寄稿・・・・「松花江」を尋ねて:谷 洋一
  8. コメント・・・・裏方を務めて:相川 泰
  9. 〈総評〉北京WSを傍聴して・・・司 加人