special report
「SW先島諸島海浜漂流物調査団」ルポ


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今回の先島諸島の海浜における漂着物、とりわけレジンペレットの専門的な分析は神沼二真先生たちにお任せするとして、われらSW調査団としてこのホームページを通じて心ある人たちに呼びかけたいと思います。そして、より多くの人たちにご賛同とご協力を得られれば幸いです。

この呼びかけは3つですが、単にレジンペレットや一般ゴミの実態をつかむということにとどまりません。もっと幅広く、もっと奥深いウェーブになっていってほしいのです。さながら41年目にして沖縄県にはじめて優勝旗をもたらした沖縄尚学をたたえた甲子園の大ウェーブのように。



I.全国臨海地区の先生、生徒、心ある人たちへ

一般ゴミの漂着チェックとクリーンアップについてはすでにいろいろな人たちが取り組んでいますが、「レジンペレット」については少数の研究者は別にして、一般には一部の人たちが個人レベルで取り組んでいるにすぎないのが現状です。情報は量的にも質的にも足りません。
そこで、全国の海に面している、海に近い小学、中学、高校、高専、そして専門学校などの先生や生徒のみなさん、理科や社会科の課外授業やクラブ活動の一環として四季に1回で結構です。近くの海浜に出てレジンペレットの漂着状況のチェックと採取をしていただけませんか。
その際、次のURL http://www.nihs.go.jp/pdw/ (問合せはpd-watch@nihs.go.jp)にまずアクセスして、情報を引き出せばこれまで神沼先生や大竹先生が蓄積されたデータや、はじめて採取をしようという方々のためにお役に立つ諸々の情報を自由に知ることができます。
そこで、みなさんの調査をこのページに示されている方法で行い、結果をメールで上記のアドレスに送れば、そのデータや情報はやがて公開され、広く生かされることになります。課外授業だけでなく、レジンペレットをテーマにした生きた情報通信という課内授業にも応用していただきたいのです。


II.ピンセット、レジン袋、ラベル、ポケットティッシュのメーカーさんへ

レジンペレット採取の際に"4つの必需品"があります。指でも可能ですが、米粒より少し大きいレジンペレットをつかむにはピンセットの方が効率的に採取できます。そして、それを収めるチャック付きの小さめのレジン袋、さらにデータを記入して添付するラベル、手ふき用のポケットティッシュが必要です。これらのメーカーさんや取扱い業者さんで、この趣旨を了とされる会社や人は下記へEメールにてご一報下さいませんか。

▼連絡先▼
(有)さうすウェーブ Eメール: swave@atlas.co.jp


III.船の人たち、廃棄物を扱っている人たち、一般の人たちへ

とても難しい問題ですが、基本的にゴミやレジンペレットを出さない、流さなければこういうことを声を大にしてお願いする必要はないのです。でも、現実に全国津々浦々ですでに起こっているように「ゴミ」はわたしたち人間や動物たち、植物たちなど生き物全体にとっても重要な影響を与えています。 今回のわずか数日間の調査でも、しかも観光資源を売り物にしている南の島々においてゴミの漂着は相当なものでした。その多くは周辺各国のものと考えられるゴミでした。一般の人たちが扱わない漁具なども数多くみられました。 政治上の領海はありますが、海は基本的にはみんなのものです。その海に自分の都合だけでゴミを捨てたりすることは、結局は人類すべての共有財産を失うことにつながるのです。

使い終わったペットボトルや漁具などあらゆるものの海洋投棄をやめましょう!

それらはリサイクルすることによって再び新しい資源として役に立つのです。ましてやレジンペレットは資源そのものなのです。 もちろん、海への投棄だけではありません。陸上でのそれもいうまでもありません。いまや、地球はわたしたち一人一人が力を合わせて守っていく以外にないのです。

1999年4月 《 さうすウェーブ 》




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