● H.G.ウェルズ ( Herbert George Wells ) 1866〜1946年
イギリスの小説家、文明批評家。ロンドン大学で理科を学び、幅広い自然科学の知識を裏付けに独 特の想像力を生かした科学小説、科学ロマンス作家としての地位を確立するとともに、19世紀の 経済、道徳、宗教に大きな影響を与えた。第1次大戦後は警世家、啓蒙家として活発に活動し、「世 界政府」を提唱した。

処女小説『タイム・マシン』は大成功を収め、科学小説の古典となった。他に『モロウ博士の島』、   『透明人間』、『宇宙戦争』、風刺小説『トーノ・バンゲー』、文明批評であり啓蒙書である『世界史 大系』、『生命の科学』などがある。とくに1914年の時点で原爆の使用を予言した科学小説『解放 された世界』を書いているのはウェルズの高い予見性を示した。